ハイスクールPython - Girls Meet STEM ワークショップ「プログラミングで授業ノートからテスト問題を作ってみよう！」をオンラインで開催しました

7 月 12 日（土）に、中高生女子を対象としたオンラインワークショップ「プログラミングで授業ノートからテスト問題を作ってみよう！」を開催しました。これは公益財団法人山田進太郎 D&I 財団の「Girls Meet STEM」プログラムの一環として実施したイベントです。

今回は、Python プログラミングの基礎から始まって、最終的には画像から文字を読み取るプログラムまで作成しました。プログラミング初心者の方がほとんどでしたが、皆さん最後まで集中して参加してくれました。

ワークショップで使用したテキストは、こちらからご覧いただけます。

イベント概要

オンラインでの開催ということで、まずは運営チームから挨拶をして、今日の流れを説明しました。参加者の皆さんからはスタンプで反応してもらいながら、和やかな雰囲気でスタートできました。

最初に「プログラミングって何？」という基本的な疑問から始めました。黒い画面に英語がたくさん…みたいなイメージを持っている方も多いですが、実は普段使っているアプリや Web サイトもプログラムで作られていることを説明しました。

Google Colab という、ブラウザだけでプログラミングができるサービスを使いました。Google アカウントがあれば誰でも無料で使えるので、参加者の皆さんには専用のファイルをコピーしていただき、各自の環境を準備してもらいました。

プログラミングの伝統的な最初のプログラム「Hello, World!」の表示から始まり、変数、条件分岐（if 文）、繰り返し（for 文）、リストと辞書など、基本的な文法を学習しました。お小遣いの計算やテストの点数管理など、身近な例を使って理解してもらいました。

プログラム同士がやり取りするための「窓口」である API について説明し、ChatGPT を開発した OpenAI の技術をプログラムから使う方法を学びました。

今回のメインコンテンツとして、画像に写っている文字をプログラムで読み取る技術（OCR）を体験してもらいました。手書きの文字や印刷された文字を、プログラムが自動で認識するデモンストレーションを実際に動かして見てもらいました。

オンライン開催だったので直接お話しする機会は限られましたが、スタンプ機能を通じて、参加者の反応を感じることができました。プログラムがうまく動いたときや、新しい技術を紹介したときなど、様々な場面でスタンプでリアクションをいただき、運営側としても手応えを感じながら進めることができました。

2 時間半という長時間でしたが、最後まで集中して参加していただき、プログラミングに対する興味を持ってもらえたのではないかと思います。

最後に、継続学習のためのリソースとして「ハイスクール Python」について紹介しました 📖 Web サイトで読める詳しい解説、YouTube 動画でのわかりやすい説明、高校の「情報 Ⅰ」の内容への対応、Google Colab ですぐに実践できる環境など、無料で学べる教材を多数用意しています。

今回参加していただいた皆さんには、このワークショップが終わっても続けて学習できるよう、たくさんのリソースを用意しています。

ハイスクールPython 運営チームでは、今後もこのようなワークショップを開催していく予定です！

今回参加していただいた皆さんには、より高度な内容にも挑戦してもらいたいですし、初回参加の方にも楽しんでもらえるよう、様々な内容を企画しています。

今回参加していただいた皆さん、ありがとうございました！

2 時間半という短い時間でしたが、プログラミングの楽しさを少しでも感じてもらえたなら嬉しく思います。

プログラミングは、最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れてくると様々なことが実現できるようになります。今回学んだことを基に、ぜひ自分なりにアレンジしたプログラムを作成してみてください！

何か質問があったり、困ったことがあったりした場合は、ハイスクール Python のコミュニティでお聞きください。皆さんのプログラミング学習を、これからもサポートしていきます。

次回のワークショップでも、皆さんとお会いできることを楽しみにしています✨

ハイスクールPython では、学校や教育機関、企業での研修や講演などもご相談いただけます。Python 教育に関するご相談がございましたら、ぜひお問い合わせフォームよりご連絡ください。

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