
オデッセイコミュニケーションズ様主催の Python 学習者・教職員向けセミナーに参加しました
2025年3月26日(水)17:00 〜 18:00、株式会社オデッセイコミュニケーションズ様が主催された Python 学習者・教職員向けセミナーに参加させていただきました。このセミナーでは、Python 3 エンジニア認定基礎試験の合格に向けた効果的な勉強法と、ハイスクールPython の活用方法について詳しくお話しさせていただきました。
Python 3 エンジニア認定基礎試験について
試験の概要と意義
Python 3 エンジニア認定基礎試験は、一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が主催し、オデッセイコミュニケーションズが CBT(Computer Based Testing)形式で実施している資格試験です。この試験は、Python の基礎的な文法や概念を理解しているかを問う内容となっており、プログラミング初学者から中級者まで幅広い層に対応しています。
受験者層の広がり
近年、この試験の受験者層が大きく変化しています。従来の社会人だけでなく、以下のような学生層からの受験が急増しています:
高校生の受験増加
- 高校「情報Ⅰ」必修化の影響
- 大学入試での情報活用能力重視
- 将来のキャリア形成への意識向上
など
専門学生・大学生の積極的な受験
- 就職活動でのアピール材料として
- プログラミングスキルの客観的な証明
- IT 業界への就職希望者の増加
など
学割制度の充実
また、学生の資格取得を支援するため、学校法人に在籍する生徒・学生および教員の方を対象に、受験料を半額にする学割制度が提供されています。
Python 3 エンジニア認定基礎試験 合格のための勉強法
試験の出題範囲と特徴
主な出題分野
- 基本文法: 変数、データ型、演算子
- 制御構造: 条件分岐(if 文)、ループ(for 文, while 文)
- データ構造: リスト、辞書、タプル、集合
- 関数: 関数定義、引数、戻り値、スコープ
- モジュール: import 文、標準ライブラリの使用
- ファイル操作: ファイルの読み書き
- 例外処理: try-except 文
試験形式
- 問題数: 40 問
- 試験時間: 60 分
- 合格ライン: 正答率 70%(28 問以上正解)
- 出題形式: 選択式問題(4 択)
試験に向けた、ハイスクールPython の活用方法
ハイスクールPython のカリキュラムは、試験に向けた勉強にも最適です。以下は、ハイスクールPython のカリキュラムと試験範囲の対応です:
- 1 章「プログラミングを始めよう!」: 基本的な Python の実行環境と基礎文法
- 2 章「変数とデータ型」: 試験の基礎となる変数の概念とデータ型
- 3 章「条件分岐で判定する」: if 文の完全理解
- 4 章「繰り返し処理で効率アップ」: for 文, while 文の習得
- 5 章「リストと辞書でデータを整理」: データ構造の理解
- 6 章「関数でコードをまとめる・再利用する」: 関数定義と活用
また、特に学生の皆様が合格するためには、「プログラミング特有の学習方法」を身に付けることが重要だと考えられます。(運営の齋藤は、社会人の方が、学生の方に比べて合格率が大きく高いのは、すでに IT 業界に従事しているなど、このことがすでにできているからだという仮説を立てています)
ハイスクールPython では、動画(YouTube)・Web テキスト(当サイト)・実行環境(Google Colab)と、幅広いフォーマットで体系立てて学習できるようになっています。ぜひ、プログラミングの学習のとっかかりとしてご活用ください。
お知らせ
また、ハイスクールPython では学校や教育機関、企業での研修や講演などもご相談いただけます。
ご興味のある方は、ぜひ お問い合わせフォーム よりご連絡ください。
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